JRAの女性騎手一期生として、競馬業界の中で
華があり、かつ有名な競馬評論家の細江純子嬢が
今年の2月4日にJRAの調教助手と結婚した。
てっきり鈴木淑子嬢のあとを追うものかと思って
いただけに、このニュースには少し驚きはしたが、
他人事にもかかわらず非常に微笑ましいニュース
と捉えた方も多かったのではなかろうか。
しかし、残念なことがひとつある。
それは今現在、細江純子嬢が競馬予想を一切公表
しなくなったことである。
『予想しなくなったことが残念って、彼女の予想って
そんなに的中したの』と真っ当な突っ込みがありそう
だが、現実は全く逆で、彼女の生涯予想の総回収率は
概ね30%と逆に畏怖するほど低レベルである。
常人なら卒倒しそうになるこの数値に何らかの価値を
見い出せるのは、かなり少数派なのは間違いないだろう。
しかし当たってなんぼ、儲かってなんぽの競馬予想の
世界でこれだけ低レベルの予想をコンスタントに提供
できる資質は、逆説的には大変貴重なことである。
この様な低レベルの予想になるタイプは一つしかない、
超本命予想なのに、それでも外しまくる人間、それが
このタイプの正体である。
つまり、彼女の選ぶ馬を外すだけで、儲かる馬券になる
可能性が一気に高まることを示唆している。
圧倒的な本命を馬券対象から外せるのである。
その価値は、ありきたりな消去法の数倍の威力を持つ
という仮説は、あながち的外れではない。
競馬でコンスタントに儲けることのできる人間は、
ほんの一握りだが、その対極に位置する、全く儲から
ない予想をコンスタントに出せる人間もまた一握りだけ
しかいない。
その意味に於いてのみ、細江純子の競馬予想家としての
レゾンデートルがあった。
儲かる目は、あらゆる意味で秘匿される。そして、
儲からない目は、たいていは無視される。
しかし、儲かると大々的に標榜する悪徳競馬予想会社の
予想根拠に、細江純子嬢と同じだが、彼女ほどネーム
バリューのない元競馬関係者が臆面もなく絡んでいるのは
不思議過ぎる。
むしろ元競馬関係者タイプが、一番儲けから遠い予想家
になる確率は高いからだ。
細江嬢が今まで体現し、公表してくれていた様に、低レベル
予想家はたいては元競馬関係者なのは間違いない。
だから、悪徳競馬予想会社も思い切って、全く儲からない
予想をコンスタントに提供できるとされる元競馬関係者
の情報を、消去法として使用してみてはどうだろうか。
消去法として使っているからこそ、儲かる馬券になる旨の
説明付きの宣伝文句はどうだろうか。
もしそうならば、少しは儲かる馬券の目も提供できる
ようになるのではないかとそこはかとなく考える、
今日この頃である。
華があり、かつ有名な競馬評論家の細江純子嬢が
今年の2月4日にJRAの調教助手と結婚した。
てっきり鈴木淑子嬢のあとを追うものかと思って
いただけに、このニュースには少し驚きはしたが、
他人事にもかかわらず非常に微笑ましいニュース
と捉えた方も多かったのではなかろうか。
しかし、残念なことがひとつある。
それは今現在、細江純子嬢が競馬予想を一切公表
しなくなったことである。
『予想しなくなったことが残念って、彼女の予想って
そんなに的中したの』と真っ当な突っ込みがありそう
だが、現実は全く逆で、彼女の生涯予想の総回収率は
概ね30%と逆に畏怖するほど低レベルである。
常人なら卒倒しそうになるこの数値に何らかの価値を
見い出せるのは、かなり少数派なのは間違いないだろう。
しかし当たってなんぼ、儲かってなんぽの競馬予想の
世界でこれだけ低レベルの予想をコンスタントに提供
できる資質は、逆説的には大変貴重なことである。
この様な低レベルの予想になるタイプは一つしかない、
超本命予想なのに、それでも外しまくる人間、それが
このタイプの正体である。
つまり、彼女の選ぶ馬を外すだけで、儲かる馬券になる
可能性が一気に高まることを示唆している。
圧倒的な本命を馬券対象から外せるのである。
その価値は、ありきたりな消去法の数倍の威力を持つ
という仮説は、あながち的外れではない。
競馬でコンスタントに儲けることのできる人間は、
ほんの一握りだが、その対極に位置する、全く儲から
ない予想をコンスタントに出せる人間もまた一握りだけ
しかいない。
その意味に於いてのみ、細江純子の競馬予想家としての
レゾンデートルがあった。
儲かる目は、あらゆる意味で秘匿される。そして、
儲からない目は、たいていは無視される。
しかし、儲かると大々的に標榜する悪徳競馬予想会社の
予想根拠に、細江純子嬢と同じだが、彼女ほどネーム
バリューのない元競馬関係者が臆面もなく絡んでいるのは
不思議過ぎる。
むしろ元競馬関係者タイプが、一番儲けから遠い予想家
になる確率は高いからだ。
細江嬢が今まで体現し、公表してくれていた様に、低レベル
予想家はたいては元競馬関係者なのは間違いない。
だから、悪徳競馬予想会社も思い切って、全く儲からない
予想をコンスタントに提供できるとされる元競馬関係者
の情報を、消去法として使用してみてはどうだろうか。
消去法として使っているからこそ、儲かる馬券になる旨の
説明付きの宣伝文句はどうだろうか。
もしそうならば、少しは儲かる馬券の目も提供できる
ようになるのではないかとそこはかとなく考える、
今日この頃である。
競馬を予想する上で、騎手をクローズアップし、
それを拠り所にした馬券術は多い。
時には馬の絶対的能力を全く無視して、騎手のみで
予想する馬券術もある。
ただ騎手の重視割合は別として、騎手を馬の能力に
プラスした発想で馬券予想を組み立てる方法は、
それなりにメジャーな方法だと思う。
勿論、私自身も騎手の要素を全く鑑みない訳ではない。
但し、その考え方は、他の大部分の予想者の発想とは
全く異なっているだろうと思う。
その考え方とは『騎手は馬の能力にプラスアルファで
働くものではなく、常に馬の能力を減算するマイナス
要因である』と考えている点である。
例えば、例えディープインパクトであっても騎手の
行いによって、その能力を0まで貶めることのできる
存在だと言うことである。
極論に聞こえるかも知れないが、騎手が落馬すれば、
先頭でゴールを迎えても、馬券的な意味では、その
価値は全く認められないことを考えれば、あながち
この考え方が間違っているとは思えない。
社台の総帥、吉田照哉は世界一のジョッキー、
ランフランコ・デットーリを評して「デットーリが騎乗
すると、他の騎手より5馬身違う」と語ったらしいが、
それはデットーリが騎乗することにより、馬の能力に
5馬身分の能力を付加できるということではなく、彼の
騎乗は完璧で、普通の騎手なら5馬身程度ロスするところを、
彼なら馬の能力を減算することなく、競馬することで、
相対的に他の騎手より5馬身分アローワンスを得られる
存在であるということである。
よって、すべからく全ての騎手は様々なマイナス要因を
騎乗馬に与えながら、競馬をおこなっていると考えて
いるし、その方が合点が行くケースは多いのではなかろうか。
ディープインパクトなら誰が乗っても、例えば増沢由貴子が
騎乗しても圧勝するでしょうと語る人間もいるが、
競走馬の絶対能力だけに注目が集まり、騎手の要素が殆ど
オッズに影響を与えていないケースなら、そのマイナス要因を
以って、圧倒的な人気馬を切る行為の方が、期待値的には
有利な馬券術になるのは、間違いない。
もし、現実にそんなことが起こるのなら、常に意識して人気馬
を消すべきである。
古い話で恐縮だが、あの国民的アイドルのオグリキャップが
最も単勝人気を集めたレースは、1990年の宝塚記念だった。
単勝オッズ1.2倍。然したるライバルをおらず断然の人気は
当然なのだが、鞍上はオグリに初めて跨る故岡潤一郎。
はたして、結果は二着。
しかし内容はオサイチジョージに0.6秒差も付けられた全く
完敗の二着であった。
勿論全ての敗因は騎手に押し付けられるものではないし、
馬の能力が最も問われて当然だが、予想時点の行為としては、
人気馬なら鞍上のマイナスをより大きくクローズアップし、
それをもって、別の可能性を探る方が、トータル的には
儲かる馬券術になるケースは多いのは事実である。
オグリのその後二戦は、ハイセイコーの主戦であり国民的
騎手であった増沢末夫が騎乗し6着、11着の惨敗であった。
馬だけに焦点を当てるのなら『オグリは終わった』との
評価は正しい。
ここでも、一切競馬マスコミは語ることはないが、増沢末夫
の老いを語るものはいない。増沢からバトンを渡された若き
天才武豊が有馬記念でオグリを劇的な勝利に導いたことは、
騎手をクローズアップし、結果論的視点からは必然だと思う
のは私だけだろうか。
これに似た構図は、稀代の逃げ馬サイレンススズカにも
見て取れる。
上村洋行からバトンを受けた名手河内洋であったが、
天皇賞秋では6着、続くマイルチャンピオンSでは15着と、
後の同馬の活躍からは信じられない惨敗を繰り返している。
香港カップから手綱は武豊に替わり、その次戦から怒涛の
快進撃を繰り広げてゆく。
不安定な競馬を繰り返していた時期は、一般的に覚醒前と
評されるが新馬戦を2着に1.1秒も離して勝つ馬の絶対的
能力がその時点で備わっていなかったということではなく、
上村にしても河内にしてもその圧倒的な走破能力をどれだけ
減算する存在であったかという証明に過ぎない。
先の増沢も河内もその時点から間もなく引退している。
騎手として超一流であった彼らが、自らの騎手としての
存在価値を他者の競馬によって理解したと考えると合点がいく。
騎手はマイナス要素。但し、いつも常に一定の割合で馬の
能力を減算する訳ではない。この点だけが難しい。
フラクタルな割合で馬の能力をそぎ落とし、それにより
様々な結果を演出する。
不確定なマイナス要因、それが騎手というファクターの正体
であり、またそう考える馬券術の方がいつの時代も儲かる
馬券術になり得るのは間違いない。
それを拠り所にした馬券術は多い。
時には馬の絶対的能力を全く無視して、騎手のみで
予想する馬券術もある。
ただ騎手の重視割合は別として、騎手を馬の能力に
プラスした発想で馬券予想を組み立てる方法は、
それなりにメジャーな方法だと思う。
勿論、私自身も騎手の要素を全く鑑みない訳ではない。
但し、その考え方は、他の大部分の予想者の発想とは
全く異なっているだろうと思う。
その考え方とは『騎手は馬の能力にプラスアルファで
働くものではなく、常に馬の能力を減算するマイナス
要因である』と考えている点である。
例えば、例えディープインパクトであっても騎手の
行いによって、その能力を0まで貶めることのできる
存在だと言うことである。
極論に聞こえるかも知れないが、騎手が落馬すれば、
先頭でゴールを迎えても、馬券的な意味では、その
価値は全く認められないことを考えれば、あながち
この考え方が間違っているとは思えない。
社台の総帥、吉田照哉は世界一のジョッキー、
ランフランコ・デットーリを評して「デットーリが騎乗
すると、他の騎手より5馬身違う」と語ったらしいが、
それはデットーリが騎乗することにより、馬の能力に
5馬身分の能力を付加できるということではなく、彼の
騎乗は完璧で、普通の騎手なら5馬身程度ロスするところを、
彼なら馬の能力を減算することなく、競馬することで、
相対的に他の騎手より5馬身分アローワンスを得られる
存在であるということである。
よって、すべからく全ての騎手は様々なマイナス要因を
騎乗馬に与えながら、競馬をおこなっていると考えて
いるし、その方が合点が行くケースは多いのではなかろうか。
ディープインパクトなら誰が乗っても、例えば増沢由貴子が
騎乗しても圧勝するでしょうと語る人間もいるが、
競走馬の絶対能力だけに注目が集まり、騎手の要素が殆ど
オッズに影響を与えていないケースなら、そのマイナス要因を
以って、圧倒的な人気馬を切る行為の方が、期待値的には
有利な馬券術になるのは、間違いない。
もし、現実にそんなことが起こるのなら、常に意識して人気馬
を消すべきである。
古い話で恐縮だが、あの国民的アイドルのオグリキャップが
最も単勝人気を集めたレースは、1990年の宝塚記念だった。
単勝オッズ1.2倍。然したるライバルをおらず断然の人気は
当然なのだが、鞍上はオグリに初めて跨る故岡潤一郎。
はたして、結果は二着。
しかし内容はオサイチジョージに0.6秒差も付けられた全く
完敗の二着であった。
勿論全ての敗因は騎手に押し付けられるものではないし、
馬の能力が最も問われて当然だが、予想時点の行為としては、
人気馬なら鞍上のマイナスをより大きくクローズアップし、
それをもって、別の可能性を探る方が、トータル的には
儲かる馬券術になるケースは多いのは事実である。
オグリのその後二戦は、ハイセイコーの主戦であり国民的
騎手であった増沢末夫が騎乗し6着、11着の惨敗であった。
馬だけに焦点を当てるのなら『オグリは終わった』との
評価は正しい。
ここでも、一切競馬マスコミは語ることはないが、増沢末夫
の老いを語るものはいない。増沢からバトンを渡された若き
天才武豊が有馬記念でオグリを劇的な勝利に導いたことは、
騎手をクローズアップし、結果論的視点からは必然だと思う
のは私だけだろうか。
これに似た構図は、稀代の逃げ馬サイレンススズカにも
見て取れる。
上村洋行からバトンを受けた名手河内洋であったが、
天皇賞秋では6着、続くマイルチャンピオンSでは15着と、
後の同馬の活躍からは信じられない惨敗を繰り返している。
香港カップから手綱は武豊に替わり、その次戦から怒涛の
快進撃を繰り広げてゆく。
不安定な競馬を繰り返していた時期は、一般的に覚醒前と
評されるが新馬戦を2着に1.1秒も離して勝つ馬の絶対的
能力がその時点で備わっていなかったということではなく、
上村にしても河内にしてもその圧倒的な走破能力をどれだけ
減算する存在であったかという証明に過ぎない。
先の増沢も河内もその時点から間もなく引退している。
騎手として超一流であった彼らが、自らの騎手としての
存在価値を他者の競馬によって理解したと考えると合点がいく。
騎手はマイナス要素。但し、いつも常に一定の割合で馬の
能力を減算する訳ではない。この点だけが難しい。
フラクタルな割合で馬の能力をそぎ落とし、それにより
様々な結果を演出する。
不確定なマイナス要因、それが騎手というファクターの正体
であり、またそう考える馬券術の方がいつの時代も儲かる
馬券術になり得るのは間違いない。



